【ビジネスの作り方】フロントエンド・バックエンドとは?活用方法も紹介

マーケティング




あきらです。

今回は
ネットビジネスでよく言われている、

『フロントエンド』『バックエンド』
についてお話ししていきます。


ビジネスをやっている人では
当たり前の概念だと思いますが、

これから始める、
またはビジネスを始めたてという人は

耳にしたことが
ないかもしれません。


これからビジネスを
拡大、成功させていきたい場合、

とても大切な概念ですので、
ぜひ最後まで読んでみてください。


フロントエンドとは?

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フロントエンドとは、
新規顧客を獲得するための
商品・サービスのことです。


自分が提供する商品・サービスを
見込み客に体験してもらって、

本命商品である
バックエンドを購入してもらうための
フロントの役割を果たします。


お客様は基本的に、
信頼も信用もない段階で、
商品やサービスを利用することはないです。


なのでまずは、
お客様の注目を集めて
手に取ってもらいやすい価格で
体験してもらう必要があります。

身近な例でたとえると、

フィットネスジムのフロントエンドは、
無料体験1ヶ月無料キャンペーン
などが当てはまりますね。

体験してもらって、
継続的に会員になってもらうのが
本命商品でありバックエンドです。


ほかにも
ネットフリックスなどの
月額制音楽サービス。

30日間お試し期間
フロントエンドで、

30日をすぎた後も
契約してもらうことが
本命商品です。


このように
お得感を出して興味を惹きつけ、

お手軽に体験できるように
入り口である敷居を低くしています。

そしてよかったと感じてもらい、
継続購入してもらうマーケティング手法です。


最近だと
Uber Eatsなどのデリバリーサービスも、
新規顧客を集めるために、

それぞれの会社が
こぞってクーポンを配分していますね。

あれも会員を増やして
顧客を囲うための
フロントエンドです。

バックエンドとは?


バックエンドとは、
簡単にいうとあなたが
一番売りたい商品のことです。

本命商品のことですね。


フロントエンドを手にしたお客様に
高単価商品やサービスを販売していきます。


フロントエンドを
気に入ってくれていれば、

凝ったセールスをしなくても、
本命商品は比較的売れやすくなります。


当然、

商品を購入したことがない人よりも、
一回でも購入したことがある人に
提案する方が売れやすいです。

 
バックエンドの特徴は、

フロントエンドよりも、
高額商品であることがポイントです。


バックエンドの例をだすと、

たとえば
無料セミナーや
低価格セミナーがフロントエンドで、

そこへ参加した人に対して
コンサルや高単価商品の案内が
バックエンドです。


他には無料限定特典を配分して、
公式LINEやメルマガ登録などしてもらう方法。

ステップメールを送り
商品の魅力を訴求し、

本命商品である、
バックエンドを売る。

こういう風にフロントエンドを
うまく活用しています。


バックエンドの前に
見込み客に向けて、
商品の魅力・必要性を知ってもらい、

さらに高単価の商品を販売する、
マーケティング手法です。

ミドルエンドって?


フロントエンド、バックエンドの他に、
ミドルエンドというものもあります。

順番的には、

フロントエンド

 ミドルエンド

バックエンド

という流れです。


バックエンドが高額な場合、
段階的に販売していきます。


松竹梅でいうと、
竹の部分ですね。


情報ビジネスでよくみる
マーケティング手法です。


ミドルエンドについては
そこまで考える必要はないと思います。

フロントエンド・バックエンド戦略


フロントエンドとバックエンドを
簡単にまとめると、


○フロントエンド
・無料、低価格商品
・集客目的
・注目を集める商品

○バックエンド
・高額商品
・本命商品
・利益を生み出す商品


“フロントエンドで集客し、
バックエンドで本命商品を売る”

という流れです。


自分がビジネスを考える場合、
まず初めに作ることは
『本命商品』です。

ここがないと、
いくらフロントエンドで
見込み客を集めても、
売上にはなりません。


なので、
まずは本命商品を作り、
本命商品を購入していただくために、

見込み客の興味を惹く、
低価格商品・フロントエンドを
提供していくということです。


マーケティングに応用する


たとえば、

あなたが〇〇教室を
立ち上げるとします。

まずはお客様を
集める必要がありますよね。

そのために
無料体験コースを作ります。


そして来てもらうためには、
認知してもらう必要があるため、

ホームページを作ったり、
SNSで発信をしたり、
チラシを配ったり、
広告を出したりします。

ここに一番の労力がかかります。


当てずっぽうに発信しても、
資金も労力も莫大にかかってしまうので、

見込み客は
どんな人でどこにいて、
どんなことを求めているか。

具体的に絞りこんで、
見込み客の興味を惹きつけられるように
戦力的に発信しないといけません。


フロントエンド戦略


ビジネスでは
一度も買ったことのない人に
売ることが一番むずかしいです。

はじめはここを乗り越えて
見込み客をお客様にしないと、
売上は上がりません。


なので頭を使って
戦略を立てる必要があります。


たとえば
フロントエンドを
無料にするのもそうですし、

フロントエンド商品を
手に取った見込み客に、
「価格以上のクオリティだ!」

と感じてもらえるように
徹底的に質を高めるのが効果的です。


情報ビジネスの場合は、

有料コンテンツの一部を、
メルマガ登録してくれた人だけに、
限定特典として提供することが多いですね。


教室の場合、
参加したいと思える、
魅力的な企画・イベントを考えるとか。

無料体験コースや、入会金・0円キャンペーンなど。


方法はいろいろありますね。


また自分の力だけでなく、
他人の力を活用するという方法もあります。


自分のフロントエンド商品を
他の企業さんに販売してもらうという手法。

これだけだと
企業側にメリットはないですが、

「販売して売れたフロント商品の売上は
全て差し上げます。」

という条件であれば、
自分の代わりに販売して
もらいやすくなりますよね。


ただこれだけだと、
「自分が損じゃないか。」
と思ってしまいそうですが、


自社製品を広く認知してもらって
ファンが増えれば、

リピーターとなり、
自社のバックエンド商品も
買ってくれるようになります。


短期的には損ですが、
長期的に見ると売上に繋がる
一つのマーケティング戦略です。


自分の商品を、
リストを持っている
アフィリエイターさんたちに
流してもらって、

売上に繋げるという方法は、
情報起業家の間ではよく行われています。

バックエンド戦略


フロントエンド、
バックエンド戦略では、

このように
様々な方法で人を集めて
本命商品を販売します。


フロントエンド商品を
格安にして、

一見損をしているように
見えたとしても、

バックエンド商品に繋がれば、
売上は+プラスになります。


このように考えれば、
自分がどのような商品を作って、

どのように集客していけばいいのか
見えてくると思います。


ただ、
大事なのは、

“商品は売って終わりではない”
ということ。


しっかりとした
アフターフォローと、

次回の新作商品の告知をしたりと、
関係性を切ってはいけません。


お客様になって頂いた方には、
常に相手を『喜ばす』ことが大切です。


フロント商品・サービスが

予測を上回る対応と感動、
商品の魅力があってこそ、
この戦略は力を発揮します。



逆を言えば、
フロントで価値のないものを提供すれば、
お客様はあなたから離れていってしまうということです。

まとめ


まとめると

フロントエンドは、
広く認知、集客するために
無料、もしくは低価格商品で販売すること。

手に取ってもらうためには、
興味が湧くような魅力的なオファーをかけること。



そして、バックエンドは、
自分が売りたい高単価の本命商品のこと。

フロントエンドで
商品の良さを知ってもらい、
お客様との信頼・信用を築き、

本命商品である
バックエンドを提供すること。


ということですね。


売って終わりではなく、
アフターフォロー、信頼関係を深めていくことも
長く関係を築くために重要な要素です。

 
 
売ることが目的になり、
質の悪いものを作って提供しても、

お客様は気づき、
あなたから離れていってしまいます。
 

ちゃんとお客様にとって、
良い商品を作り販売していけば、

口コミが口コミを呼び、
売上も必ず上がっていきます。


ぜひご自身のビジネスの
参考にしてみてください。


それでは
本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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